台北に行ったら、衛兵の交代式は見ておかないと!と向かったのは忠烈祠です。
忠烈祠とは、かつて日本の護国神社があった場所で、戦後、中華民国国民党政権が、
日本の神道信仰の痕跡をなくすために名称を忠烈祠としたそうです。
ここには、国のために戦って命を落とした軍人たちや国家に貢献した人々の霊が祀られています。
ここで観光客に人気なのが、衛兵の交代式です。
門の所にいる衛兵↓
上の写真の衛兵は、交代するまでの一時間はぴくりともしません。
なので、到着直後にガイドさんから、冗談で
「あそこにいるのは人形ですよ」と言われて、信じそうになりました笑
それくらい、微動だにしません。
近くにいくと、かろうじて瞬きをしているのが伺えます。
ですが、呼吸しているのかどうかは、そばに行っても全然わかりませんでした。
というのも、衛兵は各軍から選ばれたエリート達で、3ヶ月以上も訓練をしており、
瞬きも極力控えるようにと言われているらしいです…
辛いですね。衛兵の皆さん、ご苦労様です。
本人達が動いては行けないため、そばには、お世話係が控えていて、服を整えたりしていました。
肝心の交代式はというと、すごくかっこ良かったです!
行進するたびにガシャン、ガシャンと金属音が鳴る様や、
全員の動きが揃っている様子に見とれてしまいました。
でも、あまりに完璧すぎて、銃を投げて交換する時などに
失敗しないか、見ている側が緊張してしまいました笑
ちなみに、衛兵は軍によって制服の色が違って
空軍:青
陸軍:モスグリーン
海軍:白
となっています。
ということは、今回、私たちが見たのは、空軍です。
4ヶ月ごとに変わるらしいので、どの軍の行進が見られるのか楽しみですね。
台北に来た際には、かっこいい交代式を見に、忠烈祠へ訪れてみてはいかがでしょうか?
行き方:
高速鉄道あるいは鉄道で「台北駅」下車、市バスの247、287番に乗り換え、「忠烈祠バス停」下車。