母が行ってみたいということで、伊勢神宮へ。
今後、長期休暇などの機会に行く方のためにも、伊勢神宮とはどんな所で、
どうやってお参りするのがいいのか等も書きながら、まとめていきますね。
〜伊勢神宮について〜
伊勢神宮の起こりは、約2000年前。
天照大御神が「この地に住みたい」とお告げになったのが始まりで、
その約500年後に豊受大御神が外宮に祀られました。
ここには、日本神話に登場する太陽神で、日本の神様の中で最高神の地位を占める神様でもあり、
皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られている天照大神(あまてらすおおみかみ)と
産業や食事に関する神様である豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祀られています。
ちなみに、「伊勢神宮」は、実は通称名で、正式名称は「神宮」です。
〜なぜ伊勢神宮にみんな行きたがるのか〜
主な理由としては、
・歴史が古く、パワースポットが数多く存在するといわれているから。
・伊勢神宮は広大な森林で囲まれており、神秘的な雰囲気に包まれているから。
・祀っている神様が有名な天照大神だから。
・人生で成功している多くの方がお参りしているから。
ということらしいです。
そして、昨年に行われた20年に一度の伊勢神宮最大のお祭り
「式年遷宮」がブームに火をつけたみたいですね。
確かに、伊勢神宮には2000年生き続けてきた木々が多く、
その空間にいるだけでもエネルギー・生命力を感じられる気がしました。
というか、緑が多くて癒される感じですかね?
お参りの作法ですが、
〜回り方〜
1外宮(げくう):天照大神
2内宮(ないくう):豊受大御神
〜参道の歩き方〜
参道では、真ん中を歩いてはいけません。
外宮火除橋からは左側通行・内宮宇治橋からは右側通行となっています。
外宮火除橋のところ↓
↑左側歩いてますね。
内宮宇治橋のところ↓
※鳥居の前では立ち止まって軽く一礼を忘れずに。
↑皆さん、右側通っていますね。
〜手水〜
1一礼して、柄杓で水をすくう
2左手を清める
3右手を清める
4柄杓を右手に持ち替え、左手に水をくむ
5口をすすぐ
6また左手を清め、両手で柄杓をもって垂直にし、
残った水で柄を清める
7柄杓を元の場所に伏せて、一礼する
今まで「一礼をする」と「口をすすぐ」の所を飛ばしていました笑
これからは、きちんと作法を守りたいと思います。
〜お参り〜
二拝二拍手一拝
一般的な神社と同じですね。
ただ、伊勢神宮が他の神社と違うのは、「私幣禁断」といい、
長らく天皇陛下以外のお供えは許されていなかったため、お賽銭箱が無いところです。
ですから、ここでは、個人的な願いを叶えようとするのではなく、
日頃のご加護に対する感謝を神様に伝えるのが正しいようです。
また、お賽銭箱以外にも、一般的な神社にあって、伊勢神宮にはないものがあります。
それは、しめ縄・狛犬・鈴・おみくじ(おかげ横町にはあります)などです。
行った時にはあまり気にしていなくて、あとで知って「確かに無かった!」と驚きました。遅っ。
いかがでしたか。
私は今回伊勢神宮に行くにあたって
「だいたいは知っているけれど、これ普段は意識していないな」ということも結構ありました。
今までは、「なんとなく周りに合わせてやっておけば大丈夫」と
あやふやなままお参りしていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これを機に、きちんとしたお参りの仕方で日頃の感謝を神様に伝えるのもいいかもしれませんね。
ブログ「おかげ横町」へつづく
参考: